〒610-0355 京都府京田辺市山手西2-2-3 日東西ビル2F・3F

当院で行う手術

鼻内内視鏡下副鼻腔手術(ESS)

通常鼻の術後はガーゼを鼻の中に数日詰めておきますが、当院では局所に止血のための特殊な綿(サージセル)を留置するだけにとどめております。ガーゼを詰めると止血には有利かもしれませんが、患者さんの苦痛は相当なものです。また、ガーゼを抜くときに出血や強い痛みを伴いますので、当院ではガーゼを極力詰めない方針で手術を行っております。

術後は鎮痛剤でコントロールできる程度の痛みを感じる程度ですが、上記の理由で少量の出血が術後数時間続きますので、当日は少し寝苦しいかもしれません。日を追うごとに楽になってきますが、術後鼻の中のかさぶたや貯留物を鼻内の処置により清掃する必要があります。

術後1週間の間に2回通院していただき、それ以降は週1回から2週間に1回程度鼻の中の状態が落ち着くまで通院していただきます。通常術後1か月もすると相当すっきりしてきます。

但し、副鼻腔炎の中でも真菌症(カビの感染)やぜんそくを伴うアレルギーの関与の強い副鼻腔炎(好酸球性副鼻腔炎)は再発の可能性が通常の副鼻腔炎よりも高いため、術後の通院・鼻処置がとくに重要です。手術をしてそれで終わりでは決してありませんので誤解なきようお願いいたします。


慢性副鼻腔炎で、左右の鼻腔に鼻茸が見られます。特に右は入口からふさがっていましたので、ほぼ左側だけで呼吸している状態でした。
術後は鼻茸の再発も見られず、炎症も再発しない非常に良好な経過となっています。